180面体球形LEDディスプレイ

© CC BY 4+ visibility3284
© CC BY 4+
visibility3284

180面体で構成された球体LEDディスプレイです。各面に1つの Neopixel LED が付いています。

link https://elchika.com/article/6b589db6-c959-4ec8-82f1-32e137fd2f0c/
  • 特別賞Mouser Make Awards 2023
動画
開発素材

API

ツール

システム構成
system image

A Spherical LED display that consists of 180 triangular boards with one NeoPixel on each.

概要

システム構成としては、球体ディスプレイ本体とオプション部の制御ソフトとの構成となっています。 本体部は LEDの数が多いだけで原理としては単純です。 ただ、動作原理より数が多いことの方が難易度を上げています。

制御ソフトにはオプションとしていますが、本体自体は単独でプリセットデモの光らせ方はプログラムで埋め込んでいます。新しいプリセットデモを作成する際の表示補助や、スクリプトを PC から流し込むために制御ソフトを別途開発しました。

以下に準備説明していきますが、長いので興味のあるところをご参照いただければと思います。

The system consists of the spherical display itself and the control software for the optional part. The mechanism is simple, but the combination of a large number of boards and three-dimensional elements makes it more challenging.

The control software was created for the purpose of making it easier to understand the coordinate position and to check the color visualization on the display in real time.

I apologize for the long post, but I hope that you will pick up the reading parts that you need or are interested in.

多面体で球体を構成

今回の多面系は、三角形の基板を180枚一直線に接続した、180面体となります。 球体になるような形に三角形の辺の長さを調整することで、球体が構成されています。 サッカーボールと同様の構成で、五角形と六角形が交じり合って球体を構成しています。

For the Neopixel's charactaristic, 180 triangles are serially connected to form a sphere. To make it more like a sphere, I needed to adjust the length of each side of the triangle. I briefly thought it would be work to make it something like a soccer ball.

五角形と六角形で構成

以前球体を作ろうとしたときに、サッカーボールのこの構成で、五角形、六角形部分を三角形で構成してさらに中央部分を球に接するように浮き上がらせると、より球体に近くなるという事を知りネタ帳に保存していました。

A soccer ball is inflated by air pressure, and the center bulges into a sphere. In order to make them with triangles, I found out that I should raise the central part of the each pentagon or hexagon and adjust them so that they touch the inside of the sphere.

サッカーボールの様に

今回その方法で球体を実現しようと前調べをしていたら、素晴らしいサイトを見つけました。

I found an excellent site when I was looking for the method to calculate the length of each side of the triangle.

球体を数種類の長さの棒で構成する為の、 棒の長さ計算サイト です。

The site is "Desert Domes"

元々ドーム型のテントの様な物を建てる際に、棒の長さを計算する目的でよく使われているみたいです。

The site shows how to build your own geodesic dome, calculating each strut length that makes up the dome.

入力画面 こんな感じで半径を入力すると、構成される数種類の棒の長さを求める事が出来ます。

Just one thing you have to do is to input the radius of the sphere, and this site calculate and show the length of the struts.

これで出来上がりの図をプレビュー出来るのですが、 プレビュー画面

よく見ると、青色の線で五角形と六角形が構成されていることが判ります。 さらにそれを三角形に分割している線の長さが五角形と六角形で違うだけとなっています。

つまりは、底辺が同じ長さの二等辺三角形2種類で構成されていることが判ります。 Sphere と書いてある列が球体の場合の棒の数です。

必要な棒の数から必要な二等辺三角形の数を割り出します。

When I looked at the preview image for the site carefully, I could find there's pentagons and hexagons with blue lines. And yellow lines with the length (A) divide the pentagon triangles, red lines with length (C) divide the hexagon into triangles. That's mean there are two different sizes of triangles with length (A) and with the length (C).

All I have to do is just replace the length of the struts by the length of the side of the triangles. I had to calculate how meny each triangles I needed. I had to calculate how many triangles of each kind I needed, like below.


青色の (B) の棒の数 = 三角形の合計数×2
黄色の (A) の棒の数÷2 = 五角形を構成する二等辺三角形の数
赤色の (C) の棒の数÷2 = 六角形を構成する二等辺三角形の数

ですので、
等辺が (A) の五角形を構成する二等辺三角形が60枚
等辺が (C) の六角形を構成する二等辺三角形が120枚
必要となります。

I needed 60 triangular panels with yellow (A) lines on sides to consist pentagon, And 120 triangular panels with red(C) line of sides to consist hexagon.

早速、計算した長さで紙で作ってみました。

I just tried with printed paper drawn by the CAD software just same sizes as calculated triangles, and it came out fine!

紙で試作

普通紙で作っているので少し凹んでいますが、ちゃんと球体になることが確認できました。

It's just too soft to make with paper that it crashed before a photo taken

数珠繋ぎが以外に複雑

NeoPixel はシリアル式の LED で RGB値をシリアルで送信してやると、その色を保持します。 また、IN / OUT の端子を数珠つなぎに繋いでいく必要があります。

NeoPixel is a type of serial LED that inherits data from the previous one and passes it to the next, so it is necessary to connect the IN terminal and the OUT terminal continuously.

一筆書き経路に数珠繋ぎ

しかし、球体を三角形で構成している構造は意外と複雑で、数珠繋ぎにするにはかなり工夫が必要という事が判明しました。

そこで、基板の各辺を左右対称且つピッチを同じにすることでどんな方向からでも結合することが出来る様にし、 さらに IN/OUT ははんだジャンパーを各辺に設けて、組立後にいずれかをショートすることで、自由に設定できる仕組みにしました。

A little trick was needed to do this using triangle. This is because every side of the triangles could be an IN terminal or his OUT terminal for running path.

Therefore, by making each side of the board symmetrical and having the same pitch, I made it possible to connect from any direction. Furthermore, IN/OUT can be set freely by installing solder jumpers on each side and shorting either one after assembly.

単純に見えて工夫満載の基板

この仕組みにより、各三角形の出入り口を自由に決めることが出来るので、経路を自由に決めることが出来ます。実際これが無かったら、経路決めるのが複雑すぎて多分完成しなかったかと思います。

当然回路図も全然複雑ではありません。

With this mechanism, you can freely decide the entrance and exit of each triangle, so you can freely decide the route. Of course, the circuit diagram is not complicated at all.

回路も単純ですがジャンパーが殆ど

制御ソフトを別途開発

実は球体のうちの各基板の座標を表すのは複雑で座標を指示するのもかなり困難でした。それに加え、どの位置の LED を何色にするという指示や、試しにこの位置の LED をこの色にしたらどんな感じになるかといったものも、プログラムで埋め込むしかなかったので、時間が掛かって開発が滞りました。 そこで、座標を簡単に把握でき、かつ指示した色をディスプレイに即反映できるような制御ソフトを開発することにしました。

また制御ソフトとディスプレイの間の通信は、はじめはシリアル通信(UART) でやっていましたが、PCからディスプレイが遠く(近いと眩しすぎる)離れていたので、延長ケーブルを何本も繋いでいたのでワイヤレス化してしました。(有線・無線どちらでも操作できます。)

どうせワイヤレス化するならネット経由でやってしまえば、後々遠隔地でも操作できるのでという事で、MQTT 通信を無駄に使ってしまいました。

座標の指定方法は、作るものによって善し悪しがあるので、直行図による指定と展開図による指定の2通りを用意しました。(今の所。もっと色々欲しいけど…)

左クリックしたときと、右クリックしたときの色をあらかじめ設定しておき、クリックした地点の色をボタンの左右で指定します。クリックするとアプリの画面上に反映されるとともに、ディスプレイ側にも転送されて LEDが点灯するといった制御ソフトとなります。

It is quite difficult to visualize the coordinates and image how the lighting pattern looks like on the surface of a sphere in my head. In order to create the preset demo software, it took a lot of time for me to think about how making it lighting. It steals a large amount of my time to think and write software and programs into flash and try. I decided to develop a control software that can easily determine the location and color of LED lights, and test it in real-time.

With this software, you can set the left-click color and right-click color in advance, and you can easily set the color of the clicked LED with the left and right mouse buttons.

Originally, it was controlled by sending and receiving commands by wire via UART, but it was unstable near the PC, and I wanted to fix the place to put it in a place a little far away, so I decided to use MQTT to make it wireless. I made it. It can also be controlled via the internet.

直行図による座標で特定色を指示

縦方向だけ等間隔に配置して、横方向のマス数を変化させた図で表現したもので色を指定します。縦方向、横方向に直線は引きやすいのですが、実際は完全な直線にならないので、少し違和感は有ります。文字や直線を構成するような用途には使いやすいものです。 また、横方向全部や縦方向全部を直線として同じ色で塗りつぶすこともできます。

Coordinate system with orthogonal diagram.

This mode is used when you want to design with both vertical and horizontal directions in mind. You can also decide the color for both horizontal and vertical lines at the same time.

直行図⁉

展開図による座標で特定色を指示

五角形や六角形の形を意識して色を指定できるようにしたもの、隣り合うマスがわかりやすいのと最終的なイメージも直感的でわかりやすい特徴があります。 五角形や六角形の中心でクリックするとその五角形または六角形全色が指定した色となります。

Coordinate system by exploded view

A mode in which the sphere is expanded in units of pentagons and hexagons. You can intuitively specify LED coordinates in a shape similar to a sphere.

展開図

プリセットデモも操作可能に

この画面を開くと、ディスプレイ側にプリセットとして実装されているデモのタイトル一覧を取得します。 デモのタイトルが取得出来たら、チェックボックス付きのリストが画面に反映されます。

チェックを ON/OFF することで、チェックされたデモだけが実行できるようになります。 またダブルクリックすることで、そのデモを次に実行できるようになります。

Preset-demo selecting mode

I can select the next demo to run by double-clicking, or turn ON/OFF the demos to be displayed sequentially using the checkboxes.

デモ選択画面

スクリプトを流してアニメーション

スクリプト実行画面

スクリプト機能で、複数のコマンドを登録して再生することで、アニメーションのプレビューを行う事もできます。

By registering multiple commands and playing them using the script function, I can also preview the animation.

アーカイブ

置き換え前の動画

ストーリー

はじめに

ここのところ、技術の無駄遣い系の作品ばっかり作っていたので、たまには資源の無駄遣いもしてみたい…

I thought. I want to waste a lot of resources like a lot of full color LED etc. That was beginning.

光物のあこがれ⁉

ちょっと前、LED立体キューブがはやった時思いました。 内側は外側の光に邪魔されていまいち見えなくてもったいないな。 もっと表面にいっぱい配置して表現力挙げたらいいのにと。

そして、どうせやるなら球面にしてみたいと。

ところが、一体いくつ LED が要るんだろうと、計算すると結構コストが掛かるので断念して、 ネタ帳に眠らしていました。

When LED 3D cubes became popular, I decided that I wanted to try using a sphere rather than a cube. When I calculated the costs for all the parts of the construction, it was too expensive, so I gave it up.

チャンスの訪れ

きっかけは、支援キャンペーン当選

そして、今回何と、マウザーでモノづくり支援キャンペーンに当選しました。 なんと有難いことでしょう。 部品1万円分です。 心置きなく大量の部品が買えるチャンスです。 という訳で、ネタ帳から無事に救出されました!!

因みに、支援いただいた部品の内訳ですが、

NeoPixel x 200個が大体 8,700 yen
コンデンサ x 200 個が大体 640 yen
合計でで、およそ 9340yen 程となりました。

基板製造には elecrow の"1日1種類10枚まで $1" のキャンペーン分を3日かけて発注し、
基板 30 枚 $3 + 送料 $16 程で 2400 yen
程掛かった分が実質のコストとなります。 大量のジャンパー線や半田などの消耗品はのぞいて…

あとM5-Atom LITE は家にあった物を使いましたが 1200 yen
程でしょうか?

I won the lottery for the parts support campaign of this contest (Mouser Make Contest 2023), which gave me hope after giving up. The cost of purchasing approximately 200 pieces of Neopixel and bypass capacitors, etc., has just reached the price supported by the campaign.

The M5-Atom LITE used part of the M5 collection I had at home, so the additional cost was about 19 buckets of the board production fee ordered from elecrow.

基板設計からやってみた

180枚もあるとさすがに手作りではやってられないので、基板を設計しました。 60枚と 120 枚なので、 6個分面付けして それぞれ 10枚 + 20枚で発注です。

基板設計から

基板は1枚に6個分面付けして五角形用のを10枚、六角形ようのを20枚頼みました。

I ordered 10 pentagonal boards and 20 hexagonal boards with 6 boards tiled on each board.

そしてはまっていく・・・

いざ始めてみると困難を極め

部品実装から 熱に弱いという事をあまりよくわからずに、ホットプレートでかなり豪快に調理してしまいました。 結果赤発色不良で8個程交換する羽目にorz

As usual, many issues occurred when starting a project. I didn't really understand that Neopixel is sensitive to heat, so I broke 8 of them by cooking them on a hot plate.

https://twitter.com/TakSan0/status/1678916427628302337

一番の失敗は、インチ寸で 0603 を頼んだつもりが ミリ寸で 0603 が来た事、 0.3mm とかあり得ないサイズ。 根性で180個付けたけど、パスコンなのでショートすると電源とグランドがくっつく危険極まりない事になること。(それまで M5-CoreS3 使っていたけど、ちょっと危険を感じて ATOM LITE に変更しましたw)

The biggest mistake was that I intended to order 0603 inches, but I received 0603 millimeters. It was very difficult for me since it is a bypass capacitor, once it shorts, there is an extreme danger that the power supply and ground will come together.

https://twitter.com/TakSan0/status/1675252599476617216

基板同士は網目状に複数の経路でつながっているので、一度組み立ててしまうと、何処でショートしているのかさっぱりわからなくなる事です…だいぶタイムロスしました。 確実に1枚単位でチェックはしていたのですが、途中でジャンパー付けるときにずれたみたいで… 何度か、パスコンのショートをやらかしました。(電源を入れる前にテスターで確認は必須です。)

The biggest difficulty was that because the boards are connected to each other through multiple paths, I had no idea where the short circuit was when it was assembled. I ended up cutting the wires several times, backtracking a lot, and wasting my time. When I checked the short circuit with a multimeter and found a short, I realized that I was wasting my time.

これが一番面倒。 ジャンパー線でつなぎながら組み立て

基板と基板を接続するジャンパー線を千本以上は付けました。ひたすらしんどい。とにかく数の暴力‼

At another one, there are so many passes that need to be connected with jumper wires that the time is wasted.

https://twitter.com/TakSan0/status/1676562161261510657

組立完了に2週間かかりました。大分予定オーバーでした。

It took me more than two weeks.

https://twitter.com/TakSan0/status/1676912568022237184 https://twitter.com/TakSan0/status/1675815773959495691

最後はノイズ問題で悩まされ

いざ組み立て終わって点灯させてみると、数珠繋ぎ最後の方の最後の方が点滅していました。 どうもデータが化けているような現象…

The last trouble I encountered at the end was the problem with LEDs at the end of the serialized line flashing randomly caused by noise or something.

https://twitter.com/TakSan0/status/1678548404505563138

NeoPixel のシリアル端子を2チャンネルに分けてみても、症状変わらず。 結局オシロスコープ繋いでみて、直ぐにわかりました… 測定器大事ですね。無くて解決できてなかったら応募出来てなかったかも。

It didn't work even if I divided the control line into two lanes. I connected it to an oscilloscope and found the reason right away. Good job, oscilloscope!!!

https://twitter.com/TakSan0/status/1678551676045905921

完成後の展開

大阪で展示デビュー

コンテスト提出期限直前、皆が仕上げをやっているような時期に、大阪で開かれていた Techseekerハッカソン、及び自分の複数作品ブース展示という無謀な挑戦を… そのせいで、あまりソフト側に時間を取れませんでしたが。

こんな感じで展示していました。結構目立って足を止めていただく方も多く、励みになりました。 https://techseeker.jp/booth/booth-864/

一番左側で派手に光っているやつです。実物見ていただくのと写真は大違いなのは気になるところですが。

Techseeker Collectionでの展示の様子

因みに、展示会当日に 12/180 番目という最初の方でチップが壊れていて、(NeoPixelは壊れたところ以降はすべて点灯しないので) 殆ど全滅という、展示会あるある的な地雷を踏み、会場の別のブースではんだごてを借りてバイパス手術をするといったハプニングもありました。

12番LEDをジャンパー線でバイパス手術

ソフトはまだまだ感があるので、展示会に向けてこれからガンガン調整するつもりです…(MFT2023で展示する気満々⁉)

まだまだ少しずつ拡張中⁉

先ずは、外部から表示データを制御する連携ソフト辺りから… https://twitter.com/TakSan0/status/1684347868616728577

そして、球といえばお約束的なやってみたかったやつ。 https://twitter.com/TakSan0/status/1684537549031985152

四星球も⁉ https://twitter.com/TakSan0/status/1684563409222905856

時計とか… https://twitter.com/TakSan0/status/1684774905580302336

制御ソフト作ってもっとパターンを増産したい。 https://twitter.com/TakSan0/status/1688537778479566848

まだまだ続く⁉ かも。

祝Mouse Make Award 2023 決勝進出

何とか決勝に残れました。という事で、例によって気合を入れて作りこむ… 制御ソフトをもっと充実し、プリセットデモをひたすら増やしていく感じで‼

素晴らしい作品がの強力なライバルが多数集まった決勝戦、誰が勝ってもおかしくない⁉

https://mashupawards.connpass.com/event/288642/

https://twitter.com/ProtoPedianet/status/1691644164956705219 https://twitter.com/TakSan0/status/1695683635188466159

M5Stack Japan Creativity Contest 2023 にも応募

M5Stack Japan Creativity Contest 2023 にも応募しましたが、残念ながら受賞はならず。 M5シリーズ使っているところがいまいち目立っていなかったのかなぁとちょっと反省。 最終的には M5 Core2 使ってそのディスプレイと、球体の内容を同期させてみたら、少し目立っていたのでこれが間に合ったらよかったのに…

そして迎えた Mouse Make Award 2023 決勝

事前に発表シナリオは考えていたものの、4分の時間が決められている中相変わらず詰め込み過ぎで時間が足りない。 ひたすら削って短縮してデモを厳選してダイエットを繰り返して4分に収まるようになった頃には前日に…

そこから慌ててプレゼンの資料と動画の編集をし、何とか間に合わせました。 でも、本番ではやはり少し間延びしてしまって時間がオーバーで、まとめがスキップされましたが ^^

という訳で、決勝審査会の様子は▼

「Mouser Make Awards 2023 決勝審査会」 YouTube by MAちゃんねる

出番はこの辺から▼
「Mouser Make Awards 2023 決勝審査会」 YouTube by MAちゃんねる
発表>58:01 付近~

お陰様で受賞出来ました。

https://twitter.com/ProtoPedianet/status/1702960001143406943

評価いただいた方々、応援いただいた方々、運営をして頂いた方々、コンテストを開いてくださった MOUSER 様、皆さまに感謝します。

MA様の公式Blog にも掲載されました。有難いです。

Maker Faire Tokyo 2023 で展示

2023/10/14~15 の Maker Faire Tokyo 2023 にて展示会があります。

Mouse Make Award 2023 のおかげで、 マウザー・エレクトロニクス 様のブースに受賞者として展示させていただける運びとなりました。とってもありがたいです。

現在に展示向けて準備しています。受賞した調子に乗って、真似して作ってみたい人の為に基板を準備しようかとも考えています。 確実先着何セットとかにするか、抽選にするか、何セット分発注するかとかいろいろと・・・

その為には、製作記事も作らないとかな⁉ ソフトも配布用に整備しないと⁉ M5Atom LITE では、ちょっと物足りなかったので、M5 Core2 を使って、M5のディスプレイにも展開図を表示出来る様に拡張してみた。 と迎えた展示でしたが。気になる結果は・・・

「特別賞」 https://protopedia.net/pic/0f31fcf8-d4c2-4634-a95d-bb13777f219d.png

でした。最優秀賞は流石に取れなかったし、オーディエンス賞取れなかったのも残念過ぎますが、様々な方に評価頂行けたことはとっても感謝‼

製作記事公開

ラスベガスで超巨大スフィアが現れたとかニュースになっていましたが、製作費23億ドルっていやいやとても個人で何とか出来るレベルではない。でも、このレベルなら個人でも自作できるし欲しい人いるのでは?とふと思ってしまいました。 こんな大変なヤツ真似する人なんているのかな?と思いつつも… 誰でも真似して作れるようなオープンソースハードウェアを目指すべく、elchika サイトに製作記事を作りました。

180枚の三角形基板からフルカラーLED球体ディスプレイを作る

まだ、情報が足りていない感は有りますが…

Maker Faire Tokyo2023 で2セット限定で基板を希望者に無償配布したのですが、 早速製作してくれているようです。

https://twitter.com/KPmilk3/status/1716768593176871151

しかも色々と改良して下さっていて、独自のアレンジが加わった兄弟が出来るのが楽しみです。 そして、とうとう兄弟が誕生しました。

https://twitter.com/KPmilk3/status/1728045456570114368

とてもいい感じですね。

外周に拡散パーツを付けてみたとのことですが、とってもいい感じです。2.3万回Viewって密かに動画がバズってるみたい。すげー。 https://twitter.com/KPmilk3/status/1729096450829918647 私も頑張らなければ。外装もう少し何とかしてみたい‼

GUGENにも応募

ギリギリに滑り込んだので、色々と足りていない&不手際がありますが、とりあえず応募だけはしました。 GUGEN「180面体球形LEDディスプレイ」 よろしければ "ほしいね" を押して応援頂けるとありがたいです。 おかげで 75/75 最後に滑り込みました。大トリゲットw (違) 一次予選は通って、展示できますが来てくださいとの連絡が来たぁ。さてどうしたもんか。

平日で仕事の折り合いがつかず、東京までの旅費も捻出できなかったため辞退しました。

ヒーローズリーグにも応募⁉

色々トラブって、動画の更新は遅れましたがとりあえず応募して、 後でシレっと動画を置き換えました。…

置き換え前の動画

そして、なんと決勝進出作品に選ばれました。応援頂いた方ありがとうございました。 調子に乗って、一緒に決勝進出した 改造CLOVA とコラボしてみる⁉

https://twitter.com/TakSan0/status/1730589401225581053

IoAT部門 審査会の動画は▼
「IoAT賞審査会2023 + IoTLT vol105 #ヒーローズリーグ」 YouTube by IoTLT
発表>5:32:06 付近~

ヒーローズリーグ決勝時の動画はこの辺から▼
「ヒーローズリーグ 2023 決勝・BINGO大会」 YouTube by MAちゃんねる
発表>3:57:20 付近~

しかし、残念ながらヒーローズリーグは受賞を逃しました・・・

全デモ動画を X にポストしてみる⁉

https://twitter.com/TakSan0/status/1725165505537843526

https://twitter.com/TakSan0/status/1725165513351872527

https://twitter.com/TakSan0/status/1725165517831331965

https://twitter.com/TakSan0/status/1725165522810007710

https://twitter.com/TakSan0/status/1725165527847375036

https://twitter.com/TakSan0/status/1725165532276502932

https://twitter.com/TakSan0/status/1725165536504422485

https://twitter.com/TakSan0/status/1725165541013262410

https://twitter.com/TakSan0/status/1725165547954884895

https://twitter.com/TakSan0/status/1725165552732082502

https://twitter.com/TakSan0/status/1725165558637736387

https://twitter.com/TakSan0/status/1725165563385635052

https://twitter.com/TakSan0/status/1725165569366720869

https://twitter.com/TakSan0/status/1725165574886506516

https://twitter.com/TakSan0/status/1725165580682932711

https://twitter.com/TakSan0/status/1725165586412421167

https://twitter.com/TakSan0/status/1725165592217301111

https://twitter.com/TakSan0/status/1725165598848524500

子供が出来ました!

兄弟(同じ形の個体)が1人出来ましたが(製作してくれた方が1り現れましたが)それ以上は中々。 やはりとてつもない手間がかかるところがネックとなっている様です。 もっと手軽に作れるものをと、もう少し安価で手間も少ない32面体(サッカーボール構造)での球体を作りました。 その名も 32面体球体LED です。

少し小さめで、LEDの数も少ないので子供みたいです。

こんな感じ▼ https://twitter.com/TakSan0/status/1790695930251088021

もちろん、他の方にも真似して組み立ててもらいという意図から、製作記事 32面体フルカラーLED球体ディスプレイを作る も用意しています。

Maker Faire Kyoto 2024 で子供と一緒に展示

Maker Faire Kyoto 2024 にて デジもく会ブース

で新たに出来た 32面体の子供たちと一緒に展示しました。 https://protopedia.net/pic/4fbd6a0f-be89-44db-8a47-1b5a54dd6457.png

こんな感じ▼ https://protopedia.net/pic/4fbd6a0f-be89-44db-8a47-1b5a54dd6457.png

Wow

今回は技術の無駄遣いというより、全力で作っただけなんですが…

メンバー
  • user
    TakSan @taksan

関連イベント
  • event Mouser Make Awards 20232023-05-01 開催
  • event ヒーローズ・リーグ 20232023-08-28 開催
  • event M5Stack Japan Creativity Contest 20232023-07-15 開催
  • event 「Maker Faire Tokyo 2023」の出展作品まとめ(一部だよ|非公式だよ)2023-10-14 開催
  • event テックシーカーコレクション20242024-07-06 開催
  • event つくろか!3 〜よみがえれ、ものづくり百鬼夜行〜2024-10-26 開催
関連リンク
user
bbd @bbonsaid

Techseekerで近くでミニ百葉箱を展示しておりました。
球体LEDディスプレイすごいですね。
ライフゲームのグライダーを飛ばしてみたくなりました。

user
TakSan @taksan

コメントありがとうございます。
「ミニ百葉箱」噂には聞いていて気にはなっていましたが、Techseekerは展示で4作品にハッカソン参加と欲張りすぎの多忙で殆どブースを回れずでした…近くだったんですね。
「ライフゲームのグライダー」知らなかったんですが、なるほど面白いです。

user
DOI Nobuhiro @nobu_e758

マウザーコンテストの発表を聞いていました.180という数の多さをのりきるためのなみなみならぬ努力が素晴らしかったです.

user
特別賞 @Mouser Make Awards 2023

<最終審査員が選出>池澤さん:基盤の発注からフルカラーLEDの実現までの熱量がすごい。球体設計の工夫と苦労の話が興味深く、お話しがとても面白かったです。(講評を事務局が代筆)


同じニオイがする作品
  • event サイバー アンビライトディスプレイ
  • event All IoT化システム
  • event 虫ではなく人を寄せ付けるゲーミングランタン(IoT仕様)
  • event 家出時計