●仕組み
メイン制御にはAtomS3R Camを使用しています。AtomS3R Camのカメラで取得した画像データをグレースケール化⇒サイズ縮小⇒文字割付け⇒印刷文字列生成の順番で変換し、サーマルプリンターで印刷します。
●文字について
通常、レシート用のプリンターが使用する文字の最小サイズは9x17ドットですが、今回はアスキーアートの解像度を高めるために6x12ドットでオリジナルフォントを作成しています。また、文字の縦横比が1:2であるため、1文字に対し画像の2ピクセルを上下に配置し、配置した2ピクセルの濃さの組み合わせから文字を選択しています。
たとえば上ピクセルが真っ白で下ピクセルが灰色の時は「,」、上ピクセルが灰色で下ピクセルが真っ白の時は「^」を配置するイメージです。
すげー。レシートプリンタ活用の正解事例だ!
一見、よくありがちな作品と思うところですが、随所に独特な思想や拘りを感じ、変態(褒め言葉)を感じる作品。
AIの文字起こしの対抗=現実を文字起こしするという「発想」、完成度をあげるためにフォントを自作したところの「拘り」大好きです。自作フォント前の納得のいかなかった写真も見てみたいところ。変態認定です。