1. ミント→ユーザへの発信
部屋で育てているクールミントに土壌水分センサを接続し,M5Atomでデータを取得。
センサデータはMQTTでAWS IoTに送信され、Cloud Watchで可視化されると同時にlambdaへ。 ここで土壌水分の値が閾値より小さいと、Vonage Voice APIをコールし飼い主の携帯電話番号に発信されます。
(※以前はAmazon Connectを利用していたのを、Vonageに移行しています。)
2. ユーザ→ミントへの発信
今回、追加機能としてユーザからの発信をVonage AI Studioで受付。センサデータによって発話内容が変化します。

センサデータはM5Atom→AWS IoT送信時にkintoneで一旦保存してあるので、AI Studioからリクエストを飛ばすだけで取得可能です。
土壌水分が閾値を満たしているときだけは、AI Studioと連携したChatGPT API(GPT-3.5 Turbo)で呼びかけに答えてくれます。

プロンプトを設定して、一言だけ返す&絶妙にとぼけてくるように調整しています。

また、公衆電話からの発信を受け付けた際にも制御を変更しようと、発信元番号=="Anonymous"のみを検出できるように条件分岐を設定。
公衆電話からVonageに発信した事例はかつてないらしく、今後界隈が発展することを祈るのみです。
審査員による選出(https://www.youtube.com/watch?v=yL7c2Nszai4)
作物を育てていると直接何をして欲しいのか聞いてみたいと思うことはありますが、実際に声が聞こえたら結構面倒くさいなと思わせてくれました。
「愛」とは何かを考えらされられる作品でもありました。