コンセプト
エンジェルラダーを人工的に作りたい
エンジェルラダーとは 太陽が雲に隠れているとき、雲の切れ間あるいは端から光が漏れ、光線の柱が放射状に地上へ降り注いで見える現象の俗称。通常とは逆に、雲の切れ間から上空に向かって光が出ることもある。おもに、地上から見た太陽の角度が低くなる早朝や夕方に見られる。
別名
- 天使の梯子
- 天使の階段
- レンブラント光線
- 光のパイプオルガン
エンジェルラダーを作る仕組み
エンジェルラダーが見える条件
大気がエアロゾル状態にあり、エアロゾル粒子が比較的多くしかも透過率が高いときに起こる。 簡潔に言えば、目に見えにくい小さな粒子が多数浮遊した状態である必要がある。
エンジェルラダーをどうやって再現するか
空気中に小さな水滴を持続的に作り出すのは難しそうなので、代用となる粒子(小麦粉など)をレジンに封入することで持続的に粒子が浮遊した状態を作り出せないか。 最終的にはジオラマを作る時の石膏の粉を混ぜることにした。
出来上がったもの
石膏を混ぜたレジンを封入したジオラマの上に穴をあけた板を載せ、その穴からLEDを照射することで天使の梯子を作り出している。 M5StickCはLEDの色制御、明るさ制御している。そこそこ電流流れるので、LEDドライバを間に挟んでいる。
あとがき
皆さん、動画を見て天使の梯子が見えたでしょうか?私はに見えません(涙) ジオラマ無しの実験段階ではうまくいっていたんですが、いざジオラマを封入すると気泡が大量に発生してそのまま固まってしまい、その気泡で光が拡散してしまうようになってしまいました。 リベンジしたいですが、結構材料費かかるんだよなー。