本プロジェクトのシステム構成は以下の通りです:
XRゴーグルとコントローラー
プレイヤーはXRゴーグルを装着し、右手に持ったコントローラーを使用して空間に魔法の軌跡を描きます。XRゴーグルを通して現実の風景にオーバーレイされる魔法の世界が視覚的に再現され、プレイヤーは没入感を持って対戦に挑むことができます。形状認識と分類処理
UnityとPythonの連携
プレイヤーのコントローラー軌跡データはUnityで取得され、Pythonにデータを渡すことで解析を行います。Unityでのリアルタイム描画とPythonでのデータ処理がシームレスに連携しています。主成分分析
軌跡の三次元データに対して主成分分析を行い、描かれた軌跡の角度に依存せずに形状を二次元化します。これにより、分類精度が向上します。次元数の圧縮と正規化
軌跡の二次元化と正規化を行い、データの大きさや位置に影響されずに一貫して形状を認識できるようにしました。
マルチプレイヤー対応
本ゲームでは、Photon Unity Networking 2(PUN2)を利用し、オンラインで複数プレイヤーが同時にXR空間内で魔法対戦を行えるようにしています。これにより、各プレイヤーが現実空間にいながらも、仮想の魔法バトルに参加できる臨場感が実現されています。
実際のプレイ画像シーン
1. コントローラーで軌跡を描くシーン
風魔法: 三角形の軌跡で風の魔法を発動。竜巻のような風の攻撃で素早く相手を攻撃。速さ:◎・攻撃力:△
雷魔法: 四角の軌跡で雷の魔法が発動。電撃による攻撃で相手にダメージを与える。速さ:〇・攻撃力:〇
炎魔法:星の軌跡で炎の魔法が発動。スピードは遅いが大ダメージを与えられる!速さ:△・攻撃力:◎
2. マルチプレイ対戦画面
- プレイヤー同士のバトル: 複数のプレイヤーがリアルタイムで魔法を駆使し、白熱した対戦が繰り広げられる。