制作を通じ「足で放り投げ」「はきものの状態で天気を把握」という極めて単純で直感的なHMIの実現を模索しました.
【はじめに】
僕らが子供のころ,オカルトや占いがなぜか気になる頃がありました.
- トイレの花子さん
- こっくりさん
といったものです.そして,"はきものを放り投げる天気占い"もまたそのひとつでした.
当時は,そんなはきもの占いは純粋に「占い」でしかありませんでしたが,今回IoT技術を用い「占い」ではなく「予報」として進化させました.
【作品概要】
- 予報にあわせて自動で反転する下駄(GETA 2.0)
- 加速度センサで投げられを検知
- GPSと天気APIにより現在地の予報取得
- 姿勢と光で予報をお知らせ(晴れ,曇り,雨の3種)
- イルミネーションモードも搭載
- 動き(加速度センサで取得)に合わせてLEDが7変化
- 派手に光るのでクラブでパリピにモテます(多分
- もちろんはきものとして利用可能
【技術上の工夫】
- 「足で放り投げる」という極めて単純で直感的なHMIの実現
- 電力/センシング/制御/サーボ/LEDなど全要素を,はきもの上にインテグレーション
- 本来の"はきもの"としての機能を失わせず実現
【現行の課題】
- 対ショック性能向上
- 放り投げ後が裏だと...
【夢】
- アーティストとのコラボレーション
- 下駄タップダンサー
- 和楽器奏者
Wow
今できる全力で作成したおばかIoT
大好きな作品の1つ。思いつく人は多いかもしれないけど、実際にやってしまうのがすごい。
youtubeで紹介させて頂きました!
https://youtu.be/fio8LnzJfuA
@tomoki_bannno さん,ありがとうございます!
「もっと好き勝手にもの作っていいんだ」という当たり前のことに気づかされたきっかけで,とても思い出深いです.いつか裏面→表面にも遷移できるものにチャレンジしたいと思っています.