今回開発したアプリケーションはLINE上で動作し、OpenAIのGPT-4を組み込んだワインでビューーン!のチャットボットとコミュニケーションができます。ユーザーから送信されたメッセージに「ワイン」や「ワイナリー」という単語があれば、ランダムで選ばれたワイナリーの情報が送信されます。同時に、選ばれたワイナリーへ新幹線で旅行をするイメージをDALL-Eによって描画し、その画像も一緒にお届けするシステムとなっています。
使用した技術は、Node.js / LINE Messaging API / OpenAI API(GPT-4,DALL-E), obnizです。obnizはこの企画のプレゼンテーション用に実装したおまけで、全てのプログラムが順調に作動すると、プラレールのはやぶさが発車します(祝!)
今回、OpenAIのAPIを使ってみて感動したポイントが2つ: Function Calling / DALL-Eのprompt あるので、そちらを重点的に紹介します!
- Function Calling
ワイン・ワイナリーなどのワインに関する単語があれば、日本国内のワイナリーリストからランダムに選ばれた2つのワイナリーの名称とURLを返すという関数を実行するプログラムです。
2.DALL-Eのprompt
ワイナリーの名前を受け取り、OpenAIの画像生成APIであるDALL-Eを呼び出して、名前から画像を生成するための関数を作成しています。ここで使用したpromptは下記の通りで、ワイナリーの名前がプロンプトの中に組み込まれています。これによって、その名称から想像された旅の情景が描かれるので、もう楽しすぎてずっと生成していました笑。
コード全文を含む詳細は下記のQiita記事をご参照ください https://qiita.com/ayumi_maru8ma/items/a4095c5d5a1049f5a33c