漆芸と電子工作を融合した作品を作っています。
ワイヤレス給電を用いているため、照明部分には武骨な配線は見えません。
上部の球体は、対となる台に置くと光り、持ち上げると灯りが消えます。
上下ともに漆仕上げです。球体の絵柄デザインは螺鈿 (らでん)という伝統的な加飾方法を用いています。
Wow
伝統工芸と電子回路で作るアート
伝統工芸と電子回路で作るアート
漆芸と電子工作を融合した作品を作っています。
ワイヤレス給電を用いているため、照明部分には武骨な配線は見えません。
上部の球体は、対となる台に置くと光り、持ち上げると灯りが消えます。
上下ともに漆仕上げです。球体の絵柄デザインは螺鈿 (らでん)という伝統的な加飾方法を用いています。
伝統工芸と電子回路で作るアート
電子工作と漆
螺鈿デザインの漆芸と、電子工作の融合。
ガラス細工のようにも見える繊細な仕上がりに、こだわりと試行錯誤を感じる。
どうやって作られているのか知りたいね。
簡単に言うと、①3D設計&プリント②研磨③漆下塗り④螺鈿(詳細はリンク参照)⑤研磨&中塗り⑥研磨&上塗り⑦(研磨&拭き漆)×3⑧磨き です。
私は螺鈿でも割貝という技法を用いています。詳細↓
https://twitter.com/SIHO_o/status/1317739727
こっちだった。
https://twitter.com/SIHO_o/status/1317407795856035840
素材として色んなメディアを取り込んで作品昇華していくところステキです。
伝統工芸と電子工作、二つの高峰を同時に登ろうとする作者の貪欲さに敬意を評します。暗がりの中の僅かな光に妖しく黒光りする姿が、漆器の日本的な美のひとつだと思います。それが内側から光ることで新たな美しさを獲得できるのか、無線給電台に繭玉を置くという行為の物語をどうしてゆくのか、今後にご期待いたします。
歴史で培われた伝統工芸を1から時間をかけて学び、ITと組み合わせて新たな価値を創造するというアプローチが、Code for Historyの理念と重なったので選びました。伝統と最先端が融合し、とても美しい作品だと思います。
YouTubeで紹介させて頂きました
https://youtu.be/A1gije5oN3o