ロボホンリモコン

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コミュニケーションロボット「ロボホン」と会話をすることで家電を操作できるようにします。

link https://github.com/3110/robohon-remocon
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システム構成

ロボホンリモコンは,シャープ株式会社が販売しているコミュニケーションロボット「ロボホン」のブロックプログラミング環境であるロブリックを使用し,WebAPIブロックからスマートリモコンNature RemoLocal APIを叩くことで,ロボホンが家電を操作できるようにしたアプリケーションです。

ロブリックではロボホンにウェイクワードを言うことで,そのウェイクワードを指定したロブリックアプリケーションを起動できる「待ち受け起動」という機能があるので,ウェイクワードとして「ねえロボホン」を指定してロボホンリモコンを起動するようにしています。

ロボホンリモコンが起動すると,以下の発話でリモコンの赤外線信号の登録・送信・削除を行えます。

  • 「リモコンを覚えて」
    ロボホンの指示に従ってリモコンボタンを押すことで,赤外線信号とその赤外線信号を送る音声コマンドをロボホンが記憶する。
  • 「リモコンを忘れて」
    ロボホンが覚えている音声コマンドと赤外線信号を消す。
  • 「リモコンを教えて」
    ロボホンが覚えている音声コマンドを教えてくれる。
  • 「何ができる」
    ロボホンリモコンの機能を説明する。
  • 覚えた音声コマンド
    音声コマンドに対応した赤外線信号を送信する。
ストーリー

2023年12月のアップデートでロブリックにWebAPIブロックが追加されたのをきっかけとして作成しました。今までロブリックでは外部から情報を取る方法がBluetooth接続したキーボードからのキー入力しかなく,WebAPIブロックの追加でやれることがかなり広がりました。もともとNature Remoを使っていたのですが,Local APIはWebAPIブロックで使いやすいこともあり,実装してみようと考えました。

もともとロボホンにはeRemoteと連携するアプリが提供されていますが,特定の機器との連携に限られています。ロボホンリモコンでは,自分で自由にプログラムが組める環境で,さまざまな機器を操作するリモコンの赤外線信号を記憶し,送信することができるというメリットがあります。

基本的には自分で使うために作っていますが,ロブリックに興味を持った他のロボホンオーナーさんたちにも使ってもらったり,アプリケーションを書き換えてもらうことも想定しています。ネットワーク環境やプログラミングに慣れていないロボホンオーナーさんも多いので,Nature RemoのIPアドレスさえわかれば他に情報が必要がなく,他の要因で問題が起きることが少ないLocal APIを使って実装しました。将来的にはCloud APIにも対応しようと考えています。

メンバー
  • user
    さいとてつや @saitotetsuya

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