このプロジェクトの概要
PLATEAUと地場の大学(九州大学)が提供するコンテンツを使おうということで、福岡の街で巨大カブトムシとクワガタが戦うXRコンテンツを開発しました。
また、台風の影響で現地で集まれない環境でもチームで体験を共有して楽しみながら開発をできるように、コメント配信機能も実装しました。
AR開発にはUnityとMRTK、コメントの配信にはWebSocketを使用。また、モデルのノコギリクワガタは、九州大学の3D生体標本を利用しています。
3D読み込みデータだとポリゴン数が多く負荷がかかるため、ポリゴン数を減らしました。カブトムシはUnityアセットのデータを使用しています。
タイトル3DはAdobe Illustratorでsvgデータを作成しFusion360にてモデリングをおこないました。
さらにナレーション作成にはvoicepeakを使用してARアニメーションバトルの臨場感がましたと思います。
このシステムを発展させることで、PLATEUを使った各地の風景とご当地のコンテンツを活用し、人と会えない環境でも体験を共有できるサービスへと繋げていけると考えています。
使用データ
・PLATEAU(新宿駅周辺)
・地元データの活用
(九州大学 3D生体標本・福岡市百道浜3Dデータ・国土地理院・まるごと福岡博多)
・効果音(フリー素材)
・テクスチャー用写真提供:福岡市(まるごと福岡博多)
期間限定 TestFlight
https://testflight.apple.com/join/vsug2ezf
2022/10/11追記
AR Core Geospatial APIを利用して実際の百道浜にカブトムシvsクワガタを表示させてみました!