既製品の防犯センサは住宅内の全ての窓やドアに、窓の開閉を調べるセンサがあり、無線や有線で制御ボックスにつながっています。そのため、設備はとても大がかりになります。また、賃貸住宅につけることは難しいです。
そこで、もっと簡易的に窓やドアの開閉を記録できないか考えました。 その結果がこのRohmのセンサーメダルを2つ使ったこのWinOpenという防犯装置です。
センサーを片方は屋内、片方は屋外に置きます。 24時間換気システムが入っている住宅では屋内が気圧が低く設定していることが多いです。 窓が全部閉まっていて、ドアも閉まっている場合には気圧に差ができます。この状態で窓が10cm程度空くと、 気圧差が無くなります。それを検出して窓が開いていると「OPN」と表示しています。 それに加えて、センサとしての絶対値は異なる事があるので、その波形の相関を取り、その値が一定より高いと 窓が開いていると検出すると、より安定しました。 相関が低いと窓は全て閉じていると考えます。