causal SW:センサー作例_不導体物に導電糸_ぬいぐるみ
メンバー
教材自作部
@kyouzai
作品ページ
作ってみてわかったこと
- 本作例で使った導電糸は、普通の木綿糸に比べると、布地に対して滑りが悪く、切れやく、縫いにくいものですので、できるだけ縫い付けは短くしたいと思いました。
- しかしながら、縫い付けていないところを握ってもタッチ検知できませんので、握っても反応しないという残念な体験になるのを最小限とすべく、どこをどのように握るかを想像しそれらを網羅して縫い付ける必要があります。
情報共有・蓄積にご協力願います
- 本作例に限らず、causal SWを調理されたら、そのレシピをここに投稿していただければ嬉しく思います。
- あるいは「教材自作部」ホームページの連絡欄に情報提供をいただければ、投稿可能内容を伺ってから代行投稿します。
- 是非、情報共有・蓄積にご協力をお願いします。
タッチセンサーの作例
causal SWのタッチセンサーは、静電容量の変化を検知する方式ですので、不導体物はセンサーにできません。
そこで、この例では、導電糸(導電性のある糸)を使うことで、不導体物をタッチセンサーにしています。
不導体物である ぬいぐるみ の触りそうなところに、導電糸を縫い込んでいます。
作例の写真では、ぬいぐるみの外皮となっている布を縫い合わせている白っぽい糸とが紛らわしいのですが、茶色い細い線のように見える縫い目が導電糸です。
母材:
- 作例写真は、手元にあった古いぬいぐるみで、フェルト布地です。
- 別の、モフモフした毛羽だったようなぬいぐるみで作ったら、導電糸の縫い目が埋没してタッチを検知しにくくなりましたが、導電糸を二列縫い付けることで対策できました。
電極:
- 以前購入した導電糸を使いました。現時点販売停止していました。「導電糸」で検索すれば出てきます。
- 導電糸を縫いつける起点と終点を、どこか同じポイントに集約し、そこをワニ口クリップでクリップして使います。
- 作例では、ワニ口クリップでみやすそうな尻尾が目立たないところにあったので、そこを利用しました。
使用方法
- 導電糸を縫い付けているところを握ると、タッチを検知します。