体験者はまず、生成物の色を決めるために着色料を過酸化水素水と石鹸の入った水槽に入れる。その後、ヨウ化カリウムを水槽に入れ、過酸化水素水と反応させる。その反応により、過酸化水素水が酸素に分解し、石鹸が酸素を取り込んで泡が発生する。普段は危険で間近で見ることのできない迫力のある生成を至近距離で見ることができる。
体験者は、HMDをかぶり,Unityで作成したバーチャル空間に入ってもらい、HMDの映像の指示にしたがって操作を行う。オブジェクトをつかむ操作は、ハンドトラッキングで行い、上記の写真のように人差し指と親指をつける。人差し指と親指をつけたときに物を持ち、離したときに物を離すようになっている。