この作品は、 M5StackとScratchとhapStakでスポーツの秋に挑戦!! としてとりあえず完成させました。 こちらも御覧ください。
この作品は、ツクってアソぶハッカソンのために作成したものです。 ぜひ、発表資料もご覧ください。
スポーツの秋です。 みなさん運動してますか? コロナのおかげで、外に出れなくて、運動不足になってませんか? オリンピックを観るのは楽しいですが、外に出れない以上、おうちで運動するのも大事なことです。 オリンピックは決まった時期に行われますが、スポーツしたい時がオリンピックだと素敵ですよね。
今回は、二つのデバイスを使って、本当にスポーツをしているかのようなシステムを作ってみます。
一つめのデバイスは、M5Stack社のM5StickC Plusです。
腕時計型ベルトやLEGOマウントや壁掛けマウントが付属しているにも関わらず、3916円と破格で買えちゃうんです!!
これは、使ってみるしかないですね!!
M5StickC PlusからM5bitLessというプログラムを利用して、加速度などから運動の様子を取得して、リアルな動作を行ってみましょう。 あたかもスポーツを実際に行なっているかのように楽しめるのです!!
もう一つのデバイスは、hapStakです。
hapStakは音に従って、触覚に訴える振動を返してくれるデバイスです。
今回は、運動不足の解消も兼ねて、オリンピックで行われているようなスポーツのゲームを作って、実際に遊んでみます。
ここで紹介するスポーツは、もしM5Stackを持っていなくても、micro:bitでも遊べるようになっているので、是非遊んでみてね!!
今回紹介するスポーツの競技は、以下の通りです。
ここでは、必要最小限のコードしか書いてありませんが、これを拡張してもっとゲームを面白くしてみてください。 例えば、M5StickC Plus側に状況がわかるようなパターンや文字列を出してみたり、音を鳴らしてみたりするのも楽しいでしょう!!
M5StickCをつけた腕を、力いっぱい振って下さい。 十分な力で手を出すと、猫ちゃんに当たって、猫ちゃんが大きく表示されます。 この時、あたかも実際に殴ったかのような振動がhapStakから返ってきます。 1ラウンドの3分間に、何回殴れるでしょうか?
画面にトラックが表示されていて、猫ちゃんがスタートラインに並んでいます。 猫ちゃんはM5StickCを傾けることで動くので、できるだけ早く上の赤いゴールラインに到着させてください。 トラックにぶつかると、少しの時間動けなくなり、ブルブルと震えるペナルティがあります。
左からボールがバッターに向かって飛んできます。 タイミングをとって、バットで打って下さい。 うまく打てるでしょうか? さて、ホームランでしょうか?、それともストライクでしょうか? ボールを打てると、手に振動が伝わってきますよ!!
画面の左から右へ猫ちゃんが、M5StickCを着けて歩くたびに動きます。 400歩歩く時間を測るので、できるだけ早く右端まで走りましょう!! 一歩ごとに、足が震えます。
このゲームでは、歩数計を作って、歩数を数えています。
ボートレースです。 手で100漕ぎする時間を競います。 漕ぎ手が一漕ぎするごとに、水しぶきが上がります。 どれだけ早く岸に着けるかな?
あなたはゴールキーパーです。 PKでボールが飛んでくるので、左右に動いてボールを止めてください。 うまく止めれるかな? ボールを止めれると、その振動が手に帰ってきますし、観客の歓声も感じられます。
M5bitLessは、Scratch 3用の拡張機能であるMicrobit MoreをM5Stackから使えるようにしたArduinoプログラムです。
M5Stackを、Microbit More用のmicro:bitのように振る舞わせることで、M5StackとScratchで作品を作ることができるようになります。
詳しくは、M5bit Less: M5Stack x Scratch3 = So Fun!!を見てください。
M5bitLessを使うことで、例えば以下のようなM5Stackの機能が使えるようになります。
M5bitLessでは、前述のようなM5Stackの機能に対応した、以下のようなMicrobit Moreのブロックが使えます。
hapStakは、音が入力されると、その音の振動を返してくれるデバイスで、聴覚から触覚を生成できるようになっています。
このデバイスに対して音を出してあげると、あたかもその音のものが存在するかのような振動が返ってきます。
動画hapStak Drumでは、超音波センサーに手をかざすとhapStakが振動し、その結果としてhapStakが前に動いていっています。 https://youtu.be/14XXTNr8bvk
この作品は、 M5StackとScratchとhapStakでスポーツの秋に挑戦!! としてとりあえず完成させました。 こちらも御覧ください。
M5StackとScratchは、Bluetooh経由で接続されます。 接続のために、Scratchのmicro:bit用拡張機能のMicrobit Moreを使っています。 M5Stackはmicro:bitのようにふるまうことで、Scratchで使えるようになります。
hapStakは、Scratchを動作させているPCのBluetoothスピーカとして接続されます。 Scratchから音を出すと、hapStakはその音に従った振動を出します。