運搬 × シンフォニー 合奏を日常と接続する
そもそも合奏って?
複数の人が一緒になって、一つの音楽を作り上げること。
合奏ってなんかちょっと怖い。
タイミングがズレたらどうしよう、一人だけ変な音出しちゃったらどうしよう、間違って笑われるのとか絶対やだ。
人と合わせるのって難しい、、、
でも、複数の人が、一緒になって、息を合わせて、一つの物事を成し遂げるという作業は、日常にいっぱいある。
例えば、でっかい荷物をみんなで運ぶとか。
ウンパニーは、今はまだ合奏になっていない、運搬という日常的な共同作業を合奏に接続して、シンフォニーを生み出す楽器です。
cf. 澤田智洋 (2020) 『ガチガチの世界をゆめる』とそれにつながるたくさんのゆる楽器たち:楽器を「日常と接続する」。「今はまだ楽器になっていない日常の動作を抽出して、楽器を開発すればいい」(澤田 2020 p. 136)